姫様のわがまま*高貴な姫のペット*


「私はキャンベル。キャンベル フラン。あなたは?」

「...。」


「ペット」が何も喋らず、ただ下を向く。


「あなたには、名前が無いの?」


「ペット」は少し頷いた。
すると、フランは考え込んだ。


「あなたはオスよね。...うーん、じゃあアンドリュー-Andrew-。今日からあなたはアンディー-Andy-ね!」


ギュッと抱きついた。
...あれ。


「アンディー、冷たい...。」


アンディーの体は、冷え切っていた。








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