NAO
入学式の桜
今日は入学式。
俺たちは今日から高校生になる。
校門をくぐると桜の木がすぐそこにあった。
その周りには、はしゃぐ1年生とその親たち。
俺は呆れるしかなかった。
たかが入学式。
たかが高校初日。
だからって何でこんなに浮かれているのか?
ここは別に特別に偏差値の高い学校でもない。
何か特別な教育課程がある訳でもない。
なのに嬉しそうにはしゃぐ人達の心境が分からない。
「直!?姫路くんがいるわよ!」
母さんが呼んでいる。
俺たちは今日から高校生になる。
校門をくぐると桜の木がすぐそこにあった。
その周りには、はしゃぐ1年生とその親たち。
俺は呆れるしかなかった。
たかが入学式。
たかが高校初日。
だからって何でこんなに浮かれているのか?
ここは別に特別に偏差値の高い学校でもない。
何か特別な教育課程がある訳でもない。
なのに嬉しそうにはしゃぐ人達の心境が分からない。
「直!?姫路くんがいるわよ!」
母さんが呼んでいる。