NAO
だけど名前は知らない。


うーん...とそいつの顔を見て唸っていると、相手が名乗ってくれた。




「瀬戸飛鳥です。
...よっよろしく...。」

「おーよろしく!」




立は笑顔で受け答えている。


俺はどうすればいいのか、良く分からなかった。


大体、どうして俺も一緒に行くわけ!?


ふぅ...
とため息をついた。


3人は楽しそうに話している。


俺は自分の席に戻って突っ伏した。


目を閉じていると、本当に寝てしまいそうだった。
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