【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
「よーし!葵先輩!どっちが先に滑り切るか勝負しよ!」


「おーけーい!買ったらさっきの妖怪おばあちゃんのお店で奢ってよねー!えへへ!」


無邪気ーズの春風とあおちゃんは、すでにスライダーで勝負を始めている。


その後をアッキー先輩とガールズ達が着いて行く。ってか、アッキー先輩のハーレム具合が地味に面白い。


でも、今はアッキー先輩のハーレムより、滅茶苦茶近くに面白いものあるじゃん。弄りたいよね、普段の仕返しも兼ねて。


「ねえ会長……怖いの?」


「ハン!?怖いわけねーだろ!バカか!」


あららームキになっちゃって可愛らしいこと。いつもの余裕なんか全然ないじゃん。


「早く行きましょう。私達も勝負する?春風とあおちゃんみたいに」


私が面白がってにやけてると、皆川会長に全力で後頭部を掴まれた。


これがイテーんだよ。糞!手加減をしらねーんだよ、この男!モテねぇぞコラ。
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