【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
「…………面白くねぇ」
興奮するアッキー先輩とあおちゃんをよそ目に、皆川会長は呟く。低く、低く、近付きたくないほどの殺気を交えて。
「オモチャのくせに、テメェら何楽しんでやがんだ」
怒ってるんだけど。しかも理由、理不尽じゃん。意味分かんねぇ。
春風は爽やかな笑顔を濃い顔から絶やさない。だけど、こう、何か笑ってないんだよねー、目が。今日の春風は何だか強そうだ。
「俺、皆川先輩にも言おうと思ってたんです。……必要以上にひーちゃんに触らないで下さい。俺、皆川先輩が相手でも、ひーちゃん盗られるの、嫌なんです。俺はひーちゃんのことちゃんと好きですから」
そして何か最強モードの春風は、皆川会長にバッサリと言い切った。
おほっ、ちょっとカッコイイじゃん。なんちって。とか言ってる場合かぁ!
興奮するアッキー先輩とあおちゃんをよそ目に、皆川会長は呟く。低く、低く、近付きたくないほどの殺気を交えて。
「オモチャのくせに、テメェら何楽しんでやがんだ」
怒ってるんだけど。しかも理由、理不尽じゃん。意味分かんねぇ。
春風は爽やかな笑顔を濃い顔から絶やさない。だけど、こう、何か笑ってないんだよねー、目が。今日の春風は何だか強そうだ。
「俺、皆川先輩にも言おうと思ってたんです。……必要以上にひーちゃんに触らないで下さい。俺、皆川先輩が相手でも、ひーちゃん盗られるの、嫌なんです。俺はひーちゃんのことちゃんと好きですから」
そして何か最強モードの春風は、皆川会長にバッサリと言い切った。
おほっ、ちょっとカッコイイじゃん。なんちって。とか言ってる場合かぁ!