【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
ぎゃーぎゃー言い合う私と春風に、かなりどぎつい視線が刺さってる気がする。春風もそれに気付いたみたいで、二人で同時にそっちを見た。
そこには、まぁ予想通り、ご機嫌斜めな皇帝閣下の鬼のような顔が浮かんでいる。
「……下僕共のくせに、うるせぇんだよ。黙って仕事だけしてろや」
ぷっちーん。なんだその言い草!堪忍袋の尾が切れるって、多分これのことだわ。
「会長テメェ、何が気に食わねぇか知らねぇけど、なんだその態度。ムカつくんだけど」
私も皆川会長に負けないくらいドスの聞いた声で言い返してやったわけだが。
めちゃくちゃ重たーい空気になったな。生徒会室が。アッキー先輩もあおちゃんも、黙ってこちらをじっと見つめて、この皇帝閣下を宥めようともしない。
そこには、まぁ予想通り、ご機嫌斜めな皇帝閣下の鬼のような顔が浮かんでいる。
「……下僕共のくせに、うるせぇんだよ。黙って仕事だけしてろや」
ぷっちーん。なんだその言い草!堪忍袋の尾が切れるって、多分これのことだわ。
「会長テメェ、何が気に食わねぇか知らねぇけど、なんだその態度。ムカつくんだけど」
私も皆川会長に負けないくらいドスの聞いた声で言い返してやったわけだが。
めちゃくちゃ重たーい空気になったな。生徒会室が。アッキー先輩もあおちゃんも、黙ってこちらをじっと見つめて、この皇帝閣下を宥めようともしない。