【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
「俺もあんな風に強くなりたい、なあ……」
ふと春風がぼやくのが聞こえた。あの私の後ろにいれば安全だなんて考えてた春風の発言とは思えないそれに、私もニンマリとする。
「へーえ、男力上がったんじゃないの、春風?」
「まぁねー!ひーちゃんはもっと女子力上げた方がいいんじゃ……すみません嘘ですひーちゃんは最高です」
ち、人がせっかく褒めてやったのに余計なことぶっこきやがって。
すかさずハンターの目でギョロリと睨みを利かすと、でっかい小動物はお得意の即効平謝りを発揮した。
変なとこでは鋼の心のくせに、何故か私が睨むといつも怯えるんだよな。
ってことは、私は最強ってことか?ふふん、分かってるじゃんよ。
ふと春風がぼやくのが聞こえた。あの私の後ろにいれば安全だなんて考えてた春風の発言とは思えないそれに、私もニンマリとする。
「へーえ、男力上がったんじゃないの、春風?」
「まぁねー!ひーちゃんはもっと女子力上げた方がいいんじゃ……すみません嘘ですひーちゃんは最高です」
ち、人がせっかく褒めてやったのに余計なことぶっこきやがって。
すかさずハンターの目でギョロリと睨みを利かすと、でっかい小動物はお得意の即効平謝りを発揮した。
変なとこでは鋼の心のくせに、何故か私が睨むといつも怯えるんだよな。
ってことは、私は最強ってことか?ふふん、分かってるじゃんよ。