【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
しばらくアッキー先輩を観察していたが、私もお腹が空いていたもんだから頼んだ海老ドリアを食べる。
「で、アッキー先輩、私に何の用なわけさ?」
スプーンをドリアにぶっ刺しながら本題を尋ねると、キリッとしたアッキー先輩の奥二重の目が上に上がる。
「あのさあひよこ、壮平と何があった?ずいぶんめんどくせぇ感じになってるけど。喧嘩って感じじゃないっぽいが」
「何かあったってか……んー」
アッキー先輩になら言ってしまってもいいのだろうか。起きたことも、私の考えも。
一番近親の春風には、もちろんあいつは私が好きだから言えないし、隠れSのあおちゃんにバレたらその後が大変そうだし、言えなかったんだよね。でも、一人で抱えるのもそろそろ限界、みたいな。
でも、もしかしたらアッキー先輩なら、素晴らしい助言をくれるかもしれない。
「で、アッキー先輩、私に何の用なわけさ?」
スプーンをドリアにぶっ刺しながら本題を尋ねると、キリッとしたアッキー先輩の奥二重の目が上に上がる。
「あのさあひよこ、壮平と何があった?ずいぶんめんどくせぇ感じになってるけど。喧嘩って感じじゃないっぽいが」
「何かあったってか……んー」
アッキー先輩になら言ってしまってもいいのだろうか。起きたことも、私の考えも。
一番近親の春風には、もちろんあいつは私が好きだから言えないし、隠れSのあおちゃんにバレたらその後が大変そうだし、言えなかったんだよね。でも、一人で抱えるのもそろそろ限界、みたいな。
でも、もしかしたらアッキー先輩なら、素晴らしい助言をくれるかもしれない。