【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
笑顔で駆け寄って来る姿はまるで犬だ。あいつには多分、短いしっぽが生えている。
「ひーちゃんおはよ!どしたの?期末テスト成績悪かったの?」
もう柴犬でも猫でもなんでも例えれそうなでっかい小動物春風が、私の机の角っこに顎を置いて上目遣いをする。
「馬鹿野郎、ばっちり学年1位だっての。なめんな」
最近知ったが、ここは一応公立校だから、私達みたいなまともな連中とヤンキー達やギャル共とは答案が違うらしい。
まぁ、そういう制度に変えたのは皆川会長達みたいなんだけど。
つまり、私は普通の高校に行っていたとしてもそれなりに頭が良い方になったのだ。よし、すぐにどこかに編入しようそうしよう。
「ひーちゃんおはよ!どしたの?期末テスト成績悪かったの?」
もう柴犬でも猫でもなんでも例えれそうなでっかい小動物春風が、私の机の角っこに顎を置いて上目遣いをする。
「馬鹿野郎、ばっちり学年1位だっての。なめんな」
最近知ったが、ここは一応公立校だから、私達みたいなまともな連中とヤンキー達やギャル共とは答案が違うらしい。
まぁ、そういう制度に変えたのは皆川会長達みたいなんだけど。
つまり、私は普通の高校に行っていたとしてもそれなりに頭が良い方になったのだ。よし、すぐにどこかに編入しようそうしよう。