【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
「おうひよこよ、殺気立つな。お前とはまた後で!だから、さぁ……」
「何だ、だから?」
臨戦態勢の構えをした私の返事に、アッキー先輩はニヤリとその涼しげな顔を歪ませる。
「だから、一時協定、だ!協力して、潰さね?壮平を!」
不敵に笑うアッキー先輩。そして、差し出された右手。それが、どうしようもないくらい頼もしく見える。
「……いーじゃん。おっしゃ、いつも偉そうにしてる皇帝閣下に、一泡噴かせてやろうじゃん!」
その右手を私は握り、交渉成立。別に協定組むな、なんて言われてねーし、やってやろうじゃん!
どんなにあの皇帝閣下が最強だろうが、チンカスじゃなくて私とアッキー先輩両方に狙われりゃ、皆川会長だって適わないだろう。
「何だ、だから?」
臨戦態勢の構えをした私の返事に、アッキー先輩はニヤリとその涼しげな顔を歪ませる。
「だから、一時協定、だ!協力して、潰さね?壮平を!」
不敵に笑うアッキー先輩。そして、差し出された右手。それが、どうしようもないくらい頼もしく見える。
「……いーじゃん。おっしゃ、いつも偉そうにしてる皇帝閣下に、一泡噴かせてやろうじゃん!」
その右手を私は握り、交渉成立。別に協定組むな、なんて言われてねーし、やってやろうじゃん!
どんなにあの皇帝閣下が最強だろうが、チンカスじゃなくて私とアッキー先輩両方に狙われりゃ、皆川会長だって適わないだろう。