【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
しかし、神様は私に女子力等というモノを与えてくれてるはずもなく。
目の前の焦げた、ガトーショコラになるはずだった固形物が、その悲惨を物語っていた。
「悪いことは言わない。陽菜子、今年も買いなさい。皆川さん達も、春ちゃんも、死ぬからこれ」
「ぐぬぅぅ……やっぱり、ダメ?元は食料だから食えるだろ?死なないだろ……いや、死ぬか」
私の作った固形物に、ガールフレンズもお手上げ状態の模様。
糞、恨めしい。私の見た目の良さ、もう少し中身に移行してくれ。
隣で手際よくメレンゲを作るガールフレンズが羨ましい。キラッキラに女子力輝かせてるよな。
一方の私は、黒の固形物製作マシーンだよ、とほほ……。
目の前の焦げた、ガトーショコラになるはずだった固形物が、その悲惨を物語っていた。
「悪いことは言わない。陽菜子、今年も買いなさい。皆川さん達も、春ちゃんも、死ぬからこれ」
「ぐぬぅぅ……やっぱり、ダメ?元は食料だから食えるだろ?死なないだろ……いや、死ぬか」
私の作った固形物に、ガールフレンズもお手上げ状態の模様。
糞、恨めしい。私の見た目の良さ、もう少し中身に移行してくれ。
隣で手際よくメレンゲを作るガールフレンズが羨ましい。キラッキラに女子力輝かせてるよな。
一方の私は、黒の固形物製作マシーンだよ、とほほ……。