【完】会長様はご機嫌ナナメな皇帝閣下
影兄はコンビニでホットケーキミックスを買ってくると、手際よく支度を始める。
「味は?通常運転でよろし?」
「いや、これで香り付けしたい。はい」
私はそう答えると、アッキー先輩からもらった紅茶の葉っぱを渡す。
「うわー、いい匂い!高そうな匂いがするー!これなら簡単に、美味しく上品に仕上がるね、マフィン」
影兄は満足げにニッコリ笑った。そう、難しいスイーツを作ろうだなんて無理な私には持ってこいだと思ったお菓子は、影兄が良く作る、ホットケーキミックスを使用したマフィン。
加えて、アッキー先輩から頂いた紅茶の葉っぱさえあれば、もっと美味しくなるはず。とにかく、明日に、間に合わす!
「味は?通常運転でよろし?」
「いや、これで香り付けしたい。はい」
私はそう答えると、アッキー先輩からもらった紅茶の葉っぱを渡す。
「うわー、いい匂い!高そうな匂いがするー!これなら簡単に、美味しく上品に仕上がるね、マフィン」
影兄は満足げにニッコリ笑った。そう、難しいスイーツを作ろうだなんて無理な私には持ってこいだと思ったお菓子は、影兄が良く作る、ホットケーキミックスを使用したマフィン。
加えて、アッキー先輩から頂いた紅茶の葉っぱさえあれば、もっと美味しくなるはず。とにかく、明日に、間に合わす!