一番星のキミに恋するほどに切なくて。《旧版》
―ガタンッ!バキッ!!
「………………………」
何も言えずにその音がどうか破壊音で無い事を祈る。
―ガタガタガタ!!
「っ!?」
や、やっぱりじっとしてられない!!
ベットから飛び降りて台所へと向かうと…。
「…ひぃっ!!」
辺り一面が黒い煙りとガラスの破片だらけになっていた。
一体何があったの!?
どうしたらこんな破壊出来るのー!!
「と、とりあえず蓮さん!!大丈夫!?」
煙りの中に声をかけると、ムクッと誰かが立ち上がる。
「…問題無い」
問題があるのはあなたの後ろに"あった"台所です。
「無事で何よりです…。で、一体何があったの?」
その問いに蓮さんは罰が悪そうな顔をする。