君を忘れない
「トラさん」
飲み屋に着いて、どこに座ろうか悩んでいると、後ろから声を掛けられた。
「今日、一緒に飲みませんか?」
1年くらいそいつと一緒に飲んでいなかったので、久しぶりに飲むのも悪くないかもしれない。
けど・・・
「嫌だ」
勝手に僕の口から言葉が出た。
「俺、今日一緒に飲む人決まってるからよ。
来週なら空いているけど要予約だぜ」
本当は一緒に飲む人はまだ決まっていないが、こいつとは飲む相手がいないからとかそういう理由で飲むようなことはしたくなかった。
「相変わらずですね。
じゃ、来週予約入れましたよ」
笑って、違う席に座った。
僕も思わず笑ってしまった。
「来週な、小山」
飲み屋に着いて、どこに座ろうか悩んでいると、後ろから声を掛けられた。
「今日、一緒に飲みませんか?」
1年くらいそいつと一緒に飲んでいなかったので、久しぶりに飲むのも悪くないかもしれない。
けど・・・
「嫌だ」
勝手に僕の口から言葉が出た。
「俺、今日一緒に飲む人決まってるからよ。
来週なら空いているけど要予約だぜ」
本当は一緒に飲む人はまだ決まっていないが、こいつとは飲む相手がいないからとかそういう理由で飲むようなことはしたくなかった。
「相変わらずですね。
じゃ、来週予約入れましたよ」
笑って、違う席に座った。
僕も思わず笑ってしまった。
「来週な、小山」