涙を星屑にかえて ~守ってやりたい~


その日の夕方、俺は溜まり場へ行き ミツグ達と走りに行く予定を立ててた。



「ところで、冷めた奴の事は諦めたのか?」


ミツグが、俺の耳元で呟いた。


「それが、今日の昼過ぎに連絡来てさぁ~」


「マジ!?」


「おぉ! 連休に逢うことにした!」


「はぁ~!?」


「今度、俺から連絡する事にした。」


「トウヤ、そいつの連絡先知ってんのか?」


「…知らねぇ~」


「バカじゃね‥」


「……」



確かに、しくじった…
俺、お前の連絡先知らなかったんだ…






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