涙を星屑にかえて ~守ってやりたい~
クリスマス・イブの前夜、俺達は溜まり場に集まってた。
「トウヤ…、走りの後そのままサリーのとこ行かないか?」
「はぁ~!? 何言ってんだお前は!」
ミツグの言い出した事に驚いた。
「サリーと逢うの、避けて荒れてさぁ…」
「……」
「トウヤ、素直になれよ! サリーのこと、好きなんだろ!?」
「…俺のことはほっとけ!」
ミツグとの話しを終わらせた。
「お~し、お前ら出発時間だ! 走りに行くぞ!」
「「おぉー!!」」
俺達は、爆音を響かせ 夜の街を駆け抜けて行く…