もうひとつの秘密のフィアンセ☆



こんなのも、しょっちゅうだ。


そんなに嫌なら、お前らがどっか行けよ。


ムカつくな。


「え~?何で?私は佑斗くんと食べるもん」


膨れっ面をした琴が、半ば無理矢理オレの隣に座る。


「じゃ、じゃあ、私たちは向こうに行くね」


女子たちは、オレとは目を合わさず、そそくさと離れて行った。




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