もうひとつの秘密のフィアンセ☆



信じられね~!!


ど、どうしよう・・・。


完全にパニックに陥った時、愛美が車から戻ってきた。


「どうしたの竜二?入らないの?」


ドアを開けようとする愛美を、声にならない声で必死に止める。


「何よ?どうしちゃったの?」


だけど、愛美はそのままドアを開けてしまった。


うわ~!!


マズイって~!!


思わず両手で顔を覆うと、佑斗さんの呆れた声が聞こえてきた。


「何やってんだよ竜二」




< 75 / 153 >

この作品をシェア

pagetop