もうひとつの秘密のフィアンセ☆



「そうだ竜二。話しがあるんだけど」


「あ、は~い」


そうだった。


今日は、佑斗さんから呼び出されてたんだよ。


アホらしい勘違いのせいで、すっかり忘れてた。


「じゃあ、私は席を外しますね」


オレたちの会話を聞いてすぐに、愛美はそう言って立ち上がった。


「ごめんな愛美ちゃん。由奈、お前も一緒に出て行って」




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