もうひとつの秘密のフィアンセ☆



いいよな…。


少しくらいなら。


オレは、脇道に入ると、路肩に車を停めた。


「竜二、どうしたの?」

どうしたの?じゃねぇよ。


健気で強い愛美が、愛しくてたまらない。


自分の気持ちを抑えきれずに、オレは愛美にキスをした。


「りゅ、竜二」


戸惑う愛美を無視して、ありったけの思いを込めて…。




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