退屈
退屈
退屈。

別に何かあった訳じゃない。

いや、だからこそ退屈。

学校に行き、友達と笑い、部活して、家に帰って。

毎日同じ事をして、

こんな毎日が変わればいいのに。

なんて非凡を望む。

宇宙人が来たら とか
隕石が落ちたら とか
テロが起きたら とか

実際にそうなったら楽しくなんてないと分かってるのに。

でも毎日願ってしまう。
(本当は願ってない)


非凡な毎日が来ますように。
(ずっとこのままでいたい)


だから今日も呟いてしまう。
(今、この瞬間の幸せを噛み締めて)



『退屈だ。』
(退屈なこの毎日が続きますように)
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