先生に届くまで
桜「いただきます。」

二人で向かい合わせになって座るのも恥ずかしい。
先生は静かにハンバーガーにかぶりついている。
なんか先生って感じがしないなぁ。
私が先生を見ていると

中田「ん?野上?何か俺についてるか?」

桜「あ、いえ。」

急に恥ずかしくなり顔をそむける。


特に何も話すことなく二人は夜景を見ながら食べ終わり


中田「じゃ。送っていくよ。」


この時間も終わり。もうこんな事二度とないんだろうな。
もう少しいたいけど、無理言うわけにもいかないよね。

中田「ん?まだ帰りたくないの?」

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