先生に届くまで

「おはよう。もう皆そろってるかー?」

え?この人が先生なの??
え?え?


女子生徒達がカッコイイ!え?先生なのー?
など色々言っているのが聞こえた。

確かにカッコイイ。でもこんな先生なんているんだー。
中学の時なんて本当おじさん先生とかしかいなかったのになー。


「はいー。静かにしろー。まぁとりあえずだ。入学おめでとう。」


先生らしき人は優しい笑顔をむけ入学おめでとうなんて言う。
やばい。カッコイイ..。
身長はやや高め?スタイルがいい。
そんな事を考えていると顔が熱くなってきた。


「ん??おい!そこのー野上!!顔が赤いが大丈夫か?」

先生らしき人が名簿を見ながら私の名前を呼ぶ。

桜「あっ!えっとはい!!何も問題ありません!!」

私はテンパってしまった。

「ははは。野上か。覚えたぞ!おもしれーやつだ。問題ないならいい。」



あーもう私のばかーー!
まわりの生徒達まで笑っている。
あー最低な第一印象だよー。


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