先生に届くまで

奈美「中ちゃーーーん!写真とろー!!」

先生のまわりにはいろんな女子生徒がいるのに、奈美は割り込んでいった。奈美すごいなー。


中田「写真かっ!いいな!!皆でとろうか。」

奈美「えー?先生もっとサービスしてよー??」

まわりの女子生徒達も写真撮ろうとわーわー騒いでいる。

私は少し離れたとこから見ていた。

奈美「桜ーー!こっちおいでー?とってあげるー!」

奈美は先生の背中を押し私の方へと連れてきてくれているみたいだった。

先生のさっきの言葉を思い出す。
迷惑かけるなよ。って言葉。奈美に迷惑かけっぱなしだな....


私は戸惑っていた。
こんなに生徒達がいる前で奈美に協力してもらって写真なんて撮ったりして先生や奈美に迷惑かけるんじゃないかって。

奈美「あーーーもうっ!」

奈美はイライラした口調で私を先生の横に立たせる。

奈美「はいいくよー!」

カシャ

きっと私はひきつった顔をしているだろうなー。


中田「松本は強引でこえーな。」

先生は笑いながら奈美を見ている。

奈美「そうですよ!私は怖いですよー?ははっ」

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