大切なもの。

次の日まなが…
「あさみ。柏に告っちゃえば？」
「はぁー？ムリだよ～(泣)」
「大丈夫やって！」
この後も否定したもののまなには勝てず告白する事になった。
放課後部活が終わった時私は柏を呼んだ…。そして私は…
「私…ずっと柏が好きでした…。付き合ってください！」
「…ごめん。俺鈴木の事友達としか思えんわ…。ほんまごめん。じゃあ…。」
私はひたすらまなの所に走った。
「あさみ…どないしたん？」
「ま…な…ふら…れ…ちゃっ…た…よ…」
私は出来る限り声を出した…。まなはちゃんとわかってくれた。今…私は辛くて、悲しくて、頭の中が真っ白になった。声をあげて目が腫れるほど泣いた。
この時…私は、何もかもがどうでもよくなった。明日からどんな風に顔をあわせればいいのか。もう今までみたいにはいかない。ただそれが心配だった。
柏…あの言葉とても辛かった…悲しかった…。それはね…私は柏が好きだから。そう…私は君が好きなんだ…。