不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
時間を守るために、走ってうちまで来たのかもしれない。
智也は昔から、そういうところがある。
『自分が待つのはいいけど、人を待たせるのは嫌だから』
智也のそんな考え方をあたしはすごく尊敬していた。
「そう言うと思ったけど、ちゃんと用意しといたよ」
冷蔵庫から出して二階に持ってきておいたミネラルウォーターを智也に差し出す。
智也は昔から、そういうところがある。
『自分が待つのはいいけど、人を待たせるのは嫌だから』
智也のそんな考え方をあたしはすごく尊敬していた。
「そう言うと思ったけど、ちゃんと用意しといたよ」
冷蔵庫から出して二階に持ってきておいたミネラルウォーターを智也に差し出す。