不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
それはまるで、ケント君の言葉を遮るみたいに。



繋がれた手の平を通じて届く流星の熱。


すっごく温かい。


流星は自分の体を盾にして、廊下にいる生徒達をかき分けながら歩く。


自然とそのあとをついていく形のあたしは、流星のお陰でスムーズに廊下を歩くことが出来た。


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