不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
連れてこられたのは、流星と初めて言葉を交わした裏庭だった。


「何かあっただろ」


「……へっ?ど、どうして??」


「顔が強張ってんだよ。ちゃんと答えろよ」


流星はそっとあたしの顔を覗き込む。



茶色い瞳に見つめられると、吸い込まれちゃいそう。


それに……罪悪感が募っていく。


あたし……流星以外の男の子と……


キスしちゃったんだ。

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