不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「もう足りてるし、お前からは何があっても受け取らねぇよ」


「……――ふぅん……。流星君、彼女いるもんね」


「お前、何が言いたいんだよ」


「甘い物嫌いなのに、彼女が作ってくれたクッキーは食べるんだ?」



女の子はキュッと唇を噛み締めて、流星に背中を向けて歩きはじめる。



「ちょっ!美尋(みひろ)、待ってよ!!」


その後ろにいた取り巻きの女の子達は慌ててその女の子について行った。


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