不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

「あっ……でも、無理しないでいいよ?」


「無理なんてしてねぇよ」


「本当に……?」


「あぁ。つーか、これ、幼なじみの男にはあげなかったんだろうな」


「えっ……?智也に?」


智也の話が出た途端、昨日の出来事が頭の中にフラッシュバックして。


押し倒されて、重なり合った唇。


その時の、温かい感触。


こみ上げてくる罪悪感……。


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