不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「俺は……花音を幼なじみだと思ったことなんて一度もない」


「……――へぇ。いい度胸してるな」


その言葉と同時に、流星は智也の肩を力強く押した。


その拍子で智也は地面に激しく尻餅を突く。


「……と…智也!!」


サッカー部のエースで昔から体を鍛えていた智也。


その智也を簡単に弾き飛ばすなんて……。


あたしはただ目を見開いて二人のやり取りを見つめた。


< 171 / 503 >

この作品をシェア

pagetop