不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「……――バーカ。そんな焦るなって」


「もう……!!からかわないでよぉ」


クックと喉を鳴らしていた流星は冗談交じりにこう言った。



「これから先、何があっても俺のこと信じてくれんの?」


そんなの当たり前だよ。


だって、あたしは流星の彼女だもん。



「……大丈夫。あたしは何があっても流星のこと信じてるから」


流星の目を真っ直ぐ見てそう答えると、「そっか」と流星は満足そうに頷いた。



< 191 / 503 >

この作品をシェア

pagetop