不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
甘すぎ注意報!!
あれから三日が経った。
流星は処分が決まるまで自宅待機を言い渡されているから、学校には顔を出さない。
「……ハァ。またかぁ……」
下駄箱の中に入れられていた砂利を手で払いながら溜息を吐く。
こう毎日砂を入れられては、上履きが薄汚れてしまう。
お母さんがこの上履きを見たら、きっと心配する。
『誰かにイジメられてるの?』
って、泣きそうな顔をして聞いてくるに違いない。
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甘すぎ注意報!!