不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「つーか、何しに来たんだよ」


「……へっ?」


「だから、うちに何しに来たのか聞いてんだよ。俺のこと信じられねぇんだろ」


流星はふてくされながら、あたしから視線を外す。


そうだ……。あたしは、流星に謝りに来たんだ。


流星を信じてあげられなかったこと。


ほんの少しでも、疑ってしまったこと。

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