不良彼氏と胸キュン恋愛【完】

えっ……?どういうこと……?


「んんっ……」


あたしの唇を塞ぐ流星。


流星の長い前髪が、あたしのおでこを優しくなぞる。


今……あたし、流星にキスされてるの?


あまりに突然のことに、目をつぶるのも忘れて身を任せる。


長い腕があたしの体を引き寄せて。


首の後ろに回った、流星の大きな手の平。


鼻に届く甘い香水の匂い。


クラクラしてしまいそうなほど、激しい……キス。


体中が熱を帯びて、体温が急上昇する。


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