不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
しばらくすると、ケント君が振り返って親指と人差し指で丸をつくってみせた。


その人物の顔をうまく撮れたんだろう。


「……ねぇ、早くつかまえようよ!!」


「そう慌てんなって」


「だけどさぁ……――!!」


アミが必死に説得しても、ケント君は首を縦に振ろうとはしない。

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