不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
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流星の誕生日が明日に迫ったこの日の放課後、アミは呆れ気味にこう言った。
「で、結局流星君の誕生日プレゼントは決まったの?」
「そ、それが……全く何も決まってなくて……」
「やっぱり。そんなことかと思ったけどね」
アミはポツリと呟くと、あたしを引っ張ってショッピングモールにやってきた。
「いい!?流星君の誕生日は明日なんだからね!?何としてでも今日決めないと!!」
「アミさん……頼もしいです!!」
「アミさんじゃないわよ!!大体の目星くらいはついてるんでしょ?」