不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
香水を作る上での説明や、予算を決め、いよいよ香水作りの始まり。


たくさんの種類の匂いから流星にピッタリのものを選んでいく……。


って思っていても、なかなか決まらない。


というか、決められない。


色々な匂いを嗅いでいるうちに、どれも同じような気がしてきて。


それは、あたしだけじゃなかったみたい。


「あたし、鼻おかしくなっちゃったみたい。全部同じ匂いに感じるんだけど」


眉間に皺を寄せてそう呟いたアミに、店員さんは目を細めて柔らかい笑みを浮かべた。



< 402 / 503 >

この作品をシェア

pagetop