不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
慌てて開いても、時すでに遅し。


「これは俺が放課後まで預かっておく」


「えぇ!?そんなぁ……」


「さっきからこればっかり見てるだろう。何が入ってるのかは知らんが、授業に集中しろ。分かったな」


「……はぁい……」


唇を尖らせながらそう答えると、先生は満足したように再び教壇に立った。


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