不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「もうつけてくれたの?」


「別に」


「別にって何~!?」


「うるさい、黙ってろ」


背の高い流星は腰をかがめてあたしの唇に自分の唇を押しつけた。


「……――ッ!!急にするなんて……――!!」


顔が一気に赤くなって、体温が急上昇する。


そんなあたしを見て、流星は唇の端をクイッと上に持ち上げた。


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