不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
「あっ……んんっ……」


自分の口からもれる甘ったるい声。


あまりの恥ずかしさに全身が熱くなる。


「で、俺のものになる?」


唇を離した流星は余裕そうな表情でそう聞く。


そんなのって、ズルイよっ。


流星はあたしが出す答えを分かっているみたい。


瞳にほんのわずかな好奇心を含んで意地悪な表情を浮かべる流星。



「流星のものになるって……どういう……こと?」


何とか呼吸を整えて聞き返すと、


「俺の女になるってこと」


流星はあたしの頬を優しく撫でながら答える。



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