不良彼氏と胸キュン恋愛【完】
流星の……彼女になるってこと……?
そんなの、答えは決まってる。
だってあたしは1年前から、流星に恋をしていたんだから。
傘を貸してくれたあの日から、ずっと流星のことだけを見てきたんだもん。
ずっとずっと、こうなることを望んでいたんだよ……?
「あたしでよければ……流星の彼女にしてください!!」
そう答えると、流星はフッとわずかな笑みを浮かべた後、あたしの体をギュッと抱きしめた。