好きでも、嫌いでもない


すぐ俊ちゃんの家について
部屋に向かった


「入るよ」


部屋を開けると
俊ちゃんはベッドに
寝ていた


「マフラーなら
テーブルの上にあるよ」


「うん。」


俊ちゃんはテレビを
見ている


いまチャンスかも…………


「俊ちゃん
話があるの聞いてくれる?」

「改まってなんだよ」


笑いながら
俊ちゃんは,こっちを見た

「あのね……
私のお腹の中に赤ちゃんがいる」


「…………え?」





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