好きでも、嫌いでもない
*はぁと 4*
私たちは
新居の扉を開けるところ。
「百合,開けるぞ」
「うん!」
鍵を差し家に入る…
「そろそろ荷物が
届くと思うんだけど」
部屋は,なんにもなくて
がらんと寂しい部屋だった。
「広いね〜2人だから?」
「そうかもな。
これから…よろしく」
「こちらこそ!」
2人で部屋を見ていると
インターホンが鳴った。
「荷物だな。」
私は,重いの持ったらダメと
念を押されて
黙って俊ちゃんの後ろをついていく。