浮気な彼
ガチャッと玄関の扉を開ける
「..........ただいま」
頑張らなきゃいけない。
そう思っても中々気持ちの整理がつかない
「おかえり。ご飯まだ出来てないからもうちょっと待ってね??」
眉を下げながら言うお母さんに少し罪悪感を抱きながら
「いいよ..........お母さん...........今日食欲ないんだ」
ごめんね。
「.......また?大丈夫?」
「うん、だから部屋で休んどくね」
部屋に戻って
重たい心のまま私はベットに倒れこんだ
「はぁ........」
亜樹も分かってたんだね?
私が求めている幸せ
そう思うとなんだかとっても申し訳ない気持ちになった
ごめんね亜樹
ごめんね美優
2人の幸せは私にとってとても心の支えになってる
2人が居なきゃ私は壊れていた
だから2人の前では精一杯の笑顔で
2人に心配掛けさせない様にするから
もう少し
もう少し
力を、勇気をください
もう少しだけ