浮気な彼
《今日で50回目なんだ、もうボロボロだよっ.......!!.......亜樹どうしよう、私もう駄目かなぁ.....》
なんて弱音をメールに打つ
情けないけど、言わなきゃ私は壊れてしまいそうだった
亜樹って云うのは
親友であり、お姉ちゃんのような存在
すると、夜、22時にも関わらずすぐに返信は来た。
《雪乃大丈夫?って、大丈夫な訳無いよね。もう.............疲れてるんじゃないの?そろそろ終わりにしたら..........?.........それでも付き合いたいって言うなら私は応援するよ!!......雪乃なら大丈夫、アンタは強い子だから。...........雪乃の幸せを願ってるからね??》
メールを読むとどうしても泣きそうになった
我慢してた涙は溢れたけど
涙と一緒に笑顔になれた
「亜樹、有り難う...........っ!」
聞こえるわけもない『有り難う』を呟く
ごめんね、
私は彼が好きなんだ
あの人以外見えない
好きすぎて辛いの
好きすぎて痛いの
好きすぎて苦しい
だから頑張るよ私は