君への想い〔短編〕
君の想い
それからはずっと音楽室にいた。

もう放課後。

未李の誤解を解かなきゃ



下駄箱で未李が待っている。

走って行こうとした時、誰かが俺に抱きついてきた。

「愛…離せ。未李に見られたらどうすんだよ…」

「音楽室で言ったでしょ~?」

未李に見られたら…

恐る恐る未李の方を見てみる。

そこには…

目に涙をため、こっちを見てる未李。

あぁ…俺はこんな顔見たくない。

笑顔の未李が好きなんだ




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