君への想い〔短編〕
俺は諦められないよ…

これで最後にしよう。

学校を早退して未李の家の前にいる。

誤解を解きたい…


それにしても寒い。

待ち続けて2時間が過ぎていた。

未李は具合悪いのにどこに行ってんだよ…

もう帰ろうかな…

会っても何を言えばいいか分からない。

やっぱり…叶わない恋だったのか。

よし、帰ろう。

「何してるの…?」



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