銀河の流星
開拓移民第一陣がソラリスに上陸してから、100年が過ぎた。

西暦2411年。

大陸最南端には、街が出来ていた。

ソラリス唯一の街。

街にいる限りは地球の中規模都市と同程度の生活が可能。

が、街から一歩出ると荒野や原始林が広がっている。

100年かけても、まだ惑星の三分の一も開拓は出来ていないが、第二の地球人の故郷として活気付いてきている。

この惑星の生態系も大体把握できてきたし、長年この惑星で生活し、この惑星で生まれ育った者もいる。

徐々に、だが確実に。

ソラリスは地球人の新たなフロンティアとして開拓されつつあった。

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