初恋
そして、このきつい休み時間は終わった。



チャイムがなったので自分の席に着いた。




「も~聞いてよぉ!メイちゃん!!」


「ん?何?」


「あやか卒業までに好きな人作らなきゃいけないんだよぉ」


「えっ!いるの!?」


「いるわけないじゃん!」


「いるかと思ったぁ」


「んなわけないじゃん!!」


「お前に好きは人が作れるわけがないやろっ!」



侑が話に入って来た。




「頑張ったらつくれます!」


「へぇ。」


「んじゃ、初恋は?」


「・・・。」


「無いのかよっ!」




笑いながら言ってくる。




やっぱりむかつく。




侑なんて大っきらいだ。



「じゃぁ、侑は初恋あるの?」


「あるけどぉ?」


「・・・。」


「お前みたいにバカじゃねーんだよっ」
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